こんにちは!
先日、高齢者虐待防止研修に参加しました。日々の支援の中でも、見逃されやすい“虐待のサイン”に気づく重要性を改めて学ぶ機会となりました。
目次
■ 在宅で起こりやすい虐待の種類
研修では、在宅生活の中で生じやすい虐待について、事例を交えて整理されていました。
- 身体的虐待:強い介助、叩く・押すなど
- 介護放棄(ネグレクト):食事・入浴・受診が不十分
- 心理的虐待:怒鳴る、否定する、無視する
- 経済的虐待:年金を本人に使わせない、管理の放棄
- 介護者の負担から生じる“結果的虐待”:知識不足や疲労が背景となることが多い
虐待と聞くと“悪意”を想像しがちですが、実際は家族の疲れ・困りごと・理解不足から起こるものが大半であることを改めて考えさせられました。
■ グループワーク:家族の「困りごと」を見つめ直す
研修では、簡潔なケース設定をもとに意見交換を行いました。
● ケース概要
認知症の症状が進行した母と同居する長男。
家事・介護・仕事が重なり、疲労からつい強い口調になることが増えてきた…という内容です。
● グループで出た主な意見
- 認知症の特徴を、家族にわかりやすく伝えることが大切
- 介護負担を減らすために、デイサービスなど外部資源の活用を提案
- 家族のストレスに寄り添い、相談しやすい関係をつくる
- 本人・家族の生活費管理を見直し、必要な支援につなげる
どの意見にも共通していたのは、
「家族を責めず、困りごとに寄り添う支援が虐待予防につながる」 という視点でした。
■ 研修で得た学びと、ケアマネとしての役割
今回の研修で特に感じたのは、虐待防止に大切なのは“気づく力”と同じくらい**“応援する姿勢”**だということです。
- 小さな違和感に気づく観察力
- 家族の疲労・迷いやすさへの理解
- 言いにくいことを話せる関係づくり
- 外部機関やサービスとの早めの連携
虐待は「特別なケース」ではなく、どの家庭でも起こり得ます。
だからこそ、ケアマネとして“孤立させない支援”を意識し続けることが大切だと感じました。
■ おわりに
今回の学びを、日々の支援の中でしっかり活かしていきたいと思います。
ご本人とご家族が安心して暮らせる地域づくりのために、これからも丁寧な支援を続けていきます。
